翻訳と辞書
Words near each other
・ 運命の女
・ 運命の女 (2002年の映画)
・ 運命の子
・ 運命の引力
・ 運命の恋人
・ 運命の掟
・ 運命の数字
・ 運命の日
・ 運命の日の時計
・ 運命の森
運命の森 (ゲームブック)
・ 運命の森 (テレビドラマ)
・ 運命の歌 (ブラームス)
・ 運命の死化粧師
・ 運命の皮肉、あるいはいい湯を
・ 運命の瞬間/そしてエイズは蔓延した
・ 運命の石
・ 運命の翼
・ 運命の赤い糸
・ 運命の車輪


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

運命の森 (ゲームブック) : ミニ英和和英辞書
運命の森 (ゲームブック)[うんめいのもり]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [うん]
 【名詞】 1. fortune 2. luck 
運命 : [うんめい]
 【名詞】 1. fate 
: [めい, いのち]
 【名詞】 1. command 2. decree 3. life 4. destiny 
: [もり]
 【名詞】 1. forest 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

運命の森 (ゲームブック) : ウィキペディア日本語版
運命の森 (ゲームブック)[うんめいのもり]
運命の森』(うんめいのもり、英語:The Forest of Doom)はイギリスゲームブック。著者はイアン・リビングストン
ファイティング・ファンタジー』シリーズ第3巻。原書は1983年にパフィンブックスより刊行され、2002年にウィザードブックスより再刊された。日本語版は1985年、松坂健による訳で社会思想社現代教養文庫より刊行された。
== 概要 ==
怪物が跋扈するファンタジー世界を舞台とし、剣を頼りに危難を切り抜けていく冒険者として活躍する作品。
''ゲームシステムについてはファイティング・ファンタジー#システムを参照。''
火吹山の魔法使い』では地下迷宮、『バルサスの要塞』では城砦と閉鎖空間を舞台としてきた冒険は、本作品で森というオープンフィールドに踏み出す。また、善の魔術師ヤズトロモが初登場する。ヤズトロモは著者リビングストン自身がモデルといわれ、甘い物好きというお茶目な一面もあるが〔わきあかつぐみ「FFシリーズ・キャラクター名鑑」、『ウォーロック』VOL.26、社会思想社、1989年2月、53頁。ISBN 4-390-80026-4〕、イメージが固まる前なので日本語訳では自分を指して「おれさま」と語る尊大な人物として描かれている。
ゲームの冒頭でヤズトロモの提供するマジックアイテムを購入してから森の探索に向かうのだが、このアイテムは種類が豊富なわりにあまり有効には活用されていない。どのアイテムも特定の場面で一度しか使えないため、効能を覚えてから別の局面で経験を活かす、という使い方ができないのである〔『ファイティング・ファンタジー ゲームブックの楽しみ方』第3章「リビングストンの背景世界」〕。
また、森の中で発生するイベントもその場限りの襲撃や対立に終始し、印象に残るような人物は出てこない。そのため次々と戦いをこなしていく内容となり、リビングストンの作品が「戦闘指向」と評される原因となった〔。
本作品のストーリー性が薄くなった理由は、繰り返し遊ぶというパズル性を強調しているためである。森の構造は迷路状になっているうえ、適切な選択をしないと目的を果たせないまま通り抜けてしまい、その場合森の外を大回りしてスタート地点に戻ることになる。限りあるパラグラフの中で道筋を複雑化しているのに、それに加えて事件の中身まで膨らませてしまうと全体のバランスが崩壊するのは避けられない。ゆえに本作品のイベントは比較的簡単なものにせざるを得なかったのである〔。
『運命の森』での反省を活かし、この後リビングストンはパズル性に重きを置くのをやめ、内容をのびやかに表現する執筆姿勢へと移行することになる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「運命の森 (ゲームブック)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.